2013年12月2日月曜日

太陽の船特番が放送されます!!

今年も太陽の船の特別番組がいよいよ今週末、放送されます。

太陽の船の蓋石より発見された、多数の文字と記号・・・。
そこから、今尚多くの謎につつまれたピラミッドの謎を解き明かしてゆく特別番組です。

エジプトロケはもちろん、古都奈良、本州最北端の青森でも撮影を行いました。


『新発見!ピラミッドに隠された真実を解け!太陽の船大発掘スペシャル』


2013年12月8日(日)15:30~
TBS系列にて放送(地域によっては異なる可能性あります)

出演:吉村作治(早稲田大学名誉教授)
とよた真帆(女優)
松田凌(俳優)

制作: RKB毎日放送

RKB特設HP: http://rkb.jp/egypt2013/

今週の日曜、お見逃しなく!!

※番組の中で、太陽の船の復原方法についても語られています。
そこでご興味をもたれた方は、コチラで72分の1の第一の太陽の船の
模型を販売しております。
お正月休みにご家族で制作されてみてはいかがでしょうか?

2013年10月3日木曜日

エジプト・フォーラム22開催決定!!

今年もエジプトフォーラムを開催いたします。
今回も太陽の船復原プロジェクトについての最新情報を公開させて
いただきます。
太陽の船復原プロジェクトに少しでもご興味をお持ちの皆様に
ワクワクできるような情報をお伝えできれば・・・と考えております。


【エジプト・フォーラム22】(フォーラムのみご希望の場合は無料)

 「太陽の船プロジェクト再開~エジプトの騒乱を乗り越えて~」 

(お申込方法等詳細はコチラ↓から)
http://www.egyptpro.sci.waseda.ac.jp/event.html


日時: 2013年11月10日(日) 15:00~18:00(開場14:30)
場所: 早稲田大学大隈記念講堂(大講堂)(入場無料) 

プログラム
14:30 開場

15:00 開会の挨拶

15:30 基調講演  「エジプトの社会情勢と早大隊のエジプト調査」
       -吉村作治(早稲田大学名誉教授)

16:20 -休憩-

16:40 パネルトーク『社会混乱期の文化財の情況』
吉村先生をコーディネーターとして、エジプトと他の中近東諸国などで発掘・修復に
携わる方々とのパネルトークを行います。

18:00 閉会


【懇親会】
18:30~20:30   懇親会
場所:   早稲田大学大隈会館
会費:   5,000円
※定員がございますので、お早めに!


皆様のご参加をお待ちしております!!


2013年6月26日水曜日

木材取り上げ成功!!

(エジプト現地)6月25日、太陽の船復原研究所所長吉村作治先生のチームが、
石室より本格的な木材の取り上げを開始しました!
当日は、考古庁大臣もご列席のもと、多くのプレスも集まる中、記者会見も
執り行われました。
TBS NEWSi: http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5367712.html

第2の太陽の船は約600片の部材で組立られたものが、一旦分解されて石室に
納められています。今後は強化剤を使った保存処理を行い、組立を行っていく予定です。

詳細レポートは、また次回をお楽しみに!!
クフ王のピラミッド隣に立つ大テント

2013年1月28日月曜日

太陽の船シンポジウム『クフ王の船取り上げに向けて』


 1月25日(金)早稲田大学小野記念講堂におきまして、
早稲田大学エジプト学研究所主催、早稲田大学エジプト学会・NPO法人太陽の船
復原研究所共催、JICA( 独立行政法人 国際協力機構)協賛によって、太陽の船
シンポジウムが18:30から20:40まで開催されました。
今回の趣旨は、副題の「クフ王の船 取り上げに向けて」というものです。

 1987年に電磁波探査レーダーでその存在が確認され、1993年に船の部材のサンプル
を取り上げ、早稲田大学古代エジプト調査隊が調査権をいただいて、今年は20年目の
年です。資金難から実際に発掘を開始したのは2009年でしたが、2011年6月22日から
船坑を覆っている41個の蓋石を1ヵ月半かけて取り上げ、2012年2月20日に再び部材の
サンプルを取り上げました。その後2012年4月から7ヶ月間にわたって、木材の材質や
樹種の検査と保存・強化処理薬のテストを行いました。

 そして、2012年11月下旬に1週間にわたってその成果報告とワークショップを行いました。
場所はエジプトのカイロ市郊外にありますGEMCC(大エジプト博物館附属修復センター)で
行い、10社の地元メディアと2社の日本メディア、80名程が参加しました。

 今回はその報告会を兼ねていましたので、GEMCCの研究員、アイーサ・ジダン氏にも
レポートしていただきました。最後の中川武先生と私、吉村作治の対談「今後に向けて」
はなかなか内容の濃いものだったと思います。聴講の方も200名を超え、立ち見の方が
出るほど盛況でした。皆さん、寒い中ありがとうございました。

(吉村 作治 )
                                                  
プログラム