2018年8月10日金曜日

クラウドファンディングによる3Dスキャナが届きました!

皆さん、日本列島は猛暑に見舞われていますが、エジプトも暑い夏を迎えております。ただ湿度が低いので、木陰に入ると空気の温度が変わり過ごしやすく感じます。そこが同じ40℃超えではありますが、日本とエジプトの違いかもしれません。
さて、今日は嬉しいご報告です。

皆様にご支援頂いた資金で調達しました3Dスキャナーが太陽の船現場に届きました。待ちに待った瞬間でした。


これで自前の機材を持つことが出来、作業効率も格段にアップすると思います。本当に皆様のご支援のお蔭と一同、感謝しております。
有難うございました。

三次元測量は、大石准教授をはじめとした東大チームにご指導を頂いております。今回は、ピット内第13層と船体の大型部材2点、小型部材1点をスキャンしました。これまでに取り上げ、保存修復が終わっている船体の大型部材は、おおむねスキャンを終えることが出来ました。

では私たち、スタッフ一同、これからも日本、エジプト協力して作業を進めていきたいと思っていますのでよろしくご支援お願い致します。

太陽の船復原研究所 現場主任 黒河内 宏昌